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横浜綜合法律事務所 研究会・セミナー
発表テーマ

弁護士:本田 知之

2014.07.05

脳脊髄液減少症について

発表概要
  1. はじめに
  2. 脳脊髄液漏出症のメカニズム脳脊髄液漏出症とは、脳脊髄液が漏出することにより生じる一連の多彩な症状のことを指します。
    最初に、かかる症状が生じるメカニズムと検査方法についての説明を行ないました。
  3. 治療方法脳脊髄液漏出症に対する治療法の内容について、硬膜外自己血パッチ法(ブラットパッチ)を中心に説明を行ないました。
  4. 診断基準について脳脊髄液漏出症の診断基準については、概ね以下のとおりの基準に大 別できますので、それぞれの説明を行ないました。
    1. 国際頭痛学会の「特発性低髄液圧性頭痛」の診断基準
    2. Shievinknoの診断基準
    3. 日本脳神経外傷学会の診断基準
    4. 脳脊髄液減少症ガイドライン2007
  5. 厚生労働省研究班の中間報告厚生労働省の「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究班」が平成23年10月に発表した「脳脊髄漏出症」と「低髄液圧症」の診断基準の中間報告についての説明を行ないました。
  6. 裁判例の検討近時の脳脊髄液漏出症をめぐる裁判例25件についての検討を行なったところ、脳脊髄液減少症を肯定したのは3件、否定したのが21件、強く疑われるとしたのが1件でした。
    検討を行なった25件の裁判例では、上記3に記載した診断基準のいずれかの基準に基づき結論を導くというものではなく、起立性の頭痛の有無、ブラッドバッチの効果の有無、画像所見の有無等を総合的に考慮した上で、結論を導くという判断の枠組みが取られていました。
    なお、今後については、厚生労働省による診断基準の中間報告に従って、脳脊髄液漏出症の認定が行われることになると思われます。
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