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コラム2015.06.29
小池 翼「アジアでの戦い」
先日、選手としてサッカーのアジア大会に参加してきました。とはいっても、もちろんプロサッカーの話ではなく、弁護士サッカーアジア大会なるものです。
弁護士の世界でもサッカーは1、2を争う人気のスポーツであり、とあるフランス人弁護士が世界中の弁護士に呼びかけて、2年に1回、弁護士サッカーの世界大会やアジア大会などが開催されているのです。
過去に私は世界大会にも出場したことがあるのですが、プロサッカー同様に世界の壁は非常に厚く、ヨーロッパ勢や南米勢にコテンパンにやられてしまいました。やはり生まれ持った身体能力が違うのでしょうか。
しかし、今回のアジア大会はその名のとおり、アジア諸国の弁護士チームのみが参加する大会ですから、体格も同じような相手なら、まともな勝負になるのではないか、と気合いを入れて臨みました。
ところが、クジ運も悪く、初戦の相手は前回王者のテヘラン(イラン)となり、善戦するも結果は0-2での敗戦。
アジアの壁を感じつつ臨んだ二戦目の相手は中国チーム、立ち上がりは苦戦を強いられるも、私が放ったパスともシュートともとれるキックが相手ゴールに吸い込まれ、先制。これを皮切りに日本チームが得点を重ね、終わってみれば4-0の快勝。
その後、ペルシャ(イラン)に0-1で惜敗、インドネシアに1-0で勝利をし、結果は2勝2敗で12チーム中7位に終わりました。
当初の意気込みとは裏腹に、アジアの壁を感じる結果になりましたが、サッカーを共通言語として海外の弁護士たちと交流できる素晴らしい大会でした。
ろくなトレーニングもしておらず、わがままに成長を続ける私の身体でいつまで参加できるかわかりませんが、今後も可能な限り、挑戦を続けていきたいと思っています。