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コラム2014.12.05
大島 正寿「奥尻島のブナ林」
弁護士会の環境調査のため、10月に北海道の奥尻島に行きました。
奥尻島は北海道の最西端にあり、函館から小さなプロペラ飛行機に乗って30分ほどの距離にあります。島の70パーセント以上が森林で、その山林の60パーセント以上がブナの原生林だと聞いていたので、神奈川県内のブナ林との違いを見たいと思っていました。
島に到着した翌日、役場の方の案内でブナの原生林を探索しました。あいにくの雨でしたが、林の中はブナの枝葉が雨をさえぎるため、傘をささなくても濡れずに歩くことができ、さえぎられた雨水がゆっくりと幹を伝わり、筋のように地上に降りて行く様子には少し感動しました。
ところで、奥尻島はウニが名物ですが、季節がずれていたため食べることができませんでした。今度は、是非、ウニの季節の初夏から夏に再調査に訪れたいと思います。