法務デューデリジェンスほうむでゅーでりじぇんす
M&A等の文脈におけるデューデリジェンスとは、その対象となる事業や企業等の品質を評価する作業ないしはその評価の前提となる調査活動だと理解していただけば良いかと思います。
そして、法務デューデリジェンスとは、対象事業や企業の品質を法律の視点から評価するもの、換言すれば、契約の際に前提としておくべき対象事業や企業に存在する法律上の問題点を摘示することです。具体的には、知的財産等無形のものを含む資産、負債、資本関係や、契約、人事・労務、コンプライアンスの状況などを調査し、契約に際して考慮すべき有意な法律上の問題点を明らかにすることです。