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コラム2017.10.04
大熊 一毅「ゲームとスポーツ」
去る2017年7月、アメリカはラスベガスで開催された格闘ゲームの世界大会EVO17ストリートファイターⅤ部門で、日本人選手ときどが見事優勝を果たしました。
敗者復活からの優勝、という非常にドラマチックな展開も後押しし、ときど優勝のニュースはyahooニュースのトップを飾ることとなりました。
過去、あくまで娯楽のカテゴリに属していたテレビゲームですが、近年では、このような電子機器を用いた娯楽の競技性に着目し、e-sports(エレクトロニック・スポーツ)と称してスポーツのカテゴリで捉えられるようになってきました。
一流のe-sportsプレイヤーは、企業からのスポンサードを受け、各地で開催される大会に出場して賞金を稼ぐ、いわゆるプロ選手として活動をしています。
先述のときども、プロのe-sports選手なのです。
現状e-sports選手の主戦場は海外であり、日本での更なる盛り上がりを期待したいところです。
なお、e-sportsのコンペティションの開催にあたり、景品表示法、刑法等による法的な障害があることが日本でのe-sports振興を妨げる一因であると言われていますが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います。
(私も微力ながら法律家として支援に尽力していきたいと考えています。)
高い競技性と娯楽性を兼ね備え、それでいて少年心をくすぐるe-sports。
是非、一度お試しあれ。