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コラム2013.11.18
滝沢 章「救急搬送!」
その日は自宅から直行で裁判所へ行く予定であった。自宅で裁判の資料を読んでいると、腰の右後ろあたり、これまで感じたことの無い激痛に襲われた。椅子に座ることなどできず、床にうずくまる。次第に右手足が痺れ始めた。痺れは止まらず、「これは脳卒中?!」「結婚したばかりなのに!!」(今年の元旦に入籍しました。)等が頭をよぎった。
自分で救急車を呼ぶことには大変抵抗があった。しかし、激痛と脳の異常への恐怖から、痺れる右手で119番を押した。心配した上司と同僚が自宅まで駆けつけ、救急車に同乗してくれた。
医師から告げられたのは…
「脳卒中!」ではなく、「尿路結石…」。痛み止めの座薬を打ってもらうと、嘘のように痛みはなくなってしまった。右半身の痺れは、私が痛がりすぎて興奮したことが原因ではないかとのこと…。心配してくれた上司の姿は、病名告知と同時に消えてしまった。確かに、病名を聞くと大したことないと思うかもしれない。しかし、その激痛たるや(ちなみに、この日以降、尿路結石経験者である自宅マンションの管理人が優しく声をかけてくれるようになった)。
体調管理の大切さを改めて思い知った。